昔から「ハゲは遺伝する」とされ、このことが一般的に定着してしまった今、皆さんはこの恐怖
から逃れようと必死になっているのではないでしょうか。
しかしもしハゲが遺伝するのであれば、なぜ生まれつきのハゲが存在しないのでしょうか?
髪質は遺伝します。 それは黒人の髪を見てもお分かりのように、両親が黒人であれば、
間違いなく縮毛の子供が生まれます。
しかもハゲのように壮年期になってからなどということはございません。
生まれつき黒人であれば縮毛で生まれるのです。
私は遺伝学者ではありませんので、詳しくは説明できませんが、自然治癒力の見地から考え
ても 「ハゲは遺伝する」説を認める結論にはたどり着かないのです。
むしろ次の定義が正しいと思います。
「ハゲそのものは遺伝ではない。 ハゲる体質、気質、および骨格などの組織構造が遺伝する
のであって、その家系の生活習慣が影響する。」
したがって、「体質、気質を自然治癒力で変え、組織構造の欠点を理学的に改善し、生活
習慣を本能に導く」という結論に達するのです。
これがすべて正論とは申しませんが、遺伝がすべてであれば生活習慣を変えようと何をしようと
どうしようもないことです。
しかし現実には使っているシャンプーを自然派のものに変えるだけで抜け毛が収まり、健康な髪
が生えてくる方もいらっしゃるのです。
飲んでいるビールの量を減らしただけで・・・
食事をコンビニから家庭料理に変えただけで・・・
シャワーを止めてお風呂で半身浴をするようにしただけで・・・
こうした生活習慣を変えただけでフサフサの髪が復活した方は少なくございません。
これこそが「ハゲは遺伝する」説を否定する、何よりの証拠だと思います。